20171228

2017年12月 小さな大作が完成した

2017年12月 小さな大作が完成した。
母が娘のクリスマスに贈るペンダントトップ。

与えらえた命とは、、、出会ったカタチとは、、、
生まれた瞬間から死を伴い残された命(余命)とし芽生え育み、成長や繋がり、希望の証を表現しながら残され続ける感情の営みなのかもしれない。。。
そして出会ったカタチ、存在は変化し続ける、、、命に限りはあるのだろうか、、、

 

二つが一つになり、三つが一つになる、13という節目の歳に託される。
家族という繋がりに見守れながら、、またそれぞれの自立を促される。

依頼者は20年ほど前に表現活動(演劇)で共に切磋琢磨した旧友である。その後は数年ごとに偶然の出会いや年賀状ほどの繋がりしかなかったが、昨年もそのように6〜7年ぶりに偶然バッタリと居酒屋で再会した。彼女は母と表現活動を共に続けおり母の表情も豊かだった。
その後、半年ほどたち、私の表現の場の竣工を祝い駆けつけてくれた。ひさしぶりに家族達とも再会し双方の健闘を祈りそれぞれの日常に戻った。
それから数ヶ月後に、娘へのペンダントの制作依頼を受けた。

さまざまな国の繋がりを持つ家族は、それぞれの風習にちなみ13歳で成人を意味する娘への想いを託すペンダントを希望された。
そして、完成したペンダントは、両親を表現する微妙に色の違う2個のターコイズの石を組み合わせ、家族3人の髪をその真ん中に埋封し、13個の誕生石で表現されたカタチ。

                                       
このペンダントに込められたさらなる想い。
                                       
彼女は悪性腫瘍の治療を終えた後、多発転移を示唆する症状を抱えながらの不安と希望の中で、娘へのプレゼントを表現する活動を私と共に表現の過程を楽しんでくれている。私の過去の経験も踏まえ伝え、何を表現したいか、生き方を共に考えながらも、ペンダントが完成する過程も含め表現活動を共有することが大切に感じています。今回はペンダントトップのみを生み出し、日常的に実際に身につける際のネックレスチェーンは、デパートなどの巷のお店で探してくださいと未完成のまま送り出しました。娘と共にそのペンダントトップに似合うチェーンを探し出すショッピングを楽しんでくださいと。
                                                             
お互いにいつかはわかりませんが、、私も残された時間のかぎりです。可能な限りまた共に表現することを相談し考える機会もまたあることでしょう。制作をきっかけに何かを「繋げる」表現を模索しつづけていることが日常の使命なのかもしれません。
「数十年後は、次の世代が繋がり、私たちの存在を表現していてくれているのかもしれませんね。」